2009年02月20日

ウェブ戦略におけるターゲット設定

こんにちは、牛尾です。

以前弊社にご相談いただいたあるメーカー様のBtoCのサイト 。
資料請求ページへのアクセスが多いにも関らず、実際の資料請求には至らず、非常に離脱率の高い状態でした。

アクセス解析すると離脱しているのはほとんど法人のアクセスである事が分かりました。
法人向けの資料請求ページは深い階層にもぐりこんでいて見つからない為、個人向けの資料請求ページに訪問したものの必要な情報が見つからずに離脱していたのです。
サイトのナビゲーションを改善する事で簡単に改善しました。

このような問題が起こった原因は「BtoCのサイト」を作った為、訪問者の設定も思い込みで限定してしまっていた為だと考えられます。
メーカーですので、これまで取り引きのあった企業がアクセスしてくる可能性は十分ありますし、ネットを使って取り引きのフローをスピードアップしたいと考えているかもしれません。
また、これまで取り引きのない企業もネットを使って新しい取引先を探しているかもしれません。

とにかくウェブサイトを公開しているという事は、確実に既存客や潜在客の接点が増えているわけですから、数値化や検証なしにビジネスを進めるのは非常にもったいないと思います。



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