2009年06月01日

ランニングコストの予算も用意してスタートする

こんにちは、森田です。

体制の重要性をここでも何度も書いていますが、それは社内体制という意味だけではなく、社外の協力パートナーも含めた体制とお考えください。私どものお客様の中には、社内的には意思決定の社長だけで、大半の業務をアウトソースされている方もいらっしゃいます。予算さえ組んでいればこれはこれで成功パターンでもありますね。

ところが、お話を進めていると、「イニシャルコストは出せるけど、ランニングコストは結果が出るまで思い切って用意できない。」というパターンに落ちる会社様が多いのも事実です。社内の人材を育成する方向で当初はスタートするのですが、これがなかなか進まないことに次第に気づかれます。かと言って、社外に出す予算はなく、結局イニシャルコストの投資部分まで損した気になってくるなど・・・。

社内体制だろうが、アウトソースだろうが、いずれにせよ、最低一年分のランニングコストまで含めた予算を用意してからスタートを切らないと、結局、イニシャルコストも無駄な投資になると考えたほうがよいでしょう。結果が一ヵ月後に出るほど甘いものではありません。



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