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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年05月19日

営業ツールとしてのウェブサイト

こんにちは、牛尾です。

ウェブサイトを営業ツールのひとつと捉えるならば、そのサイトは24時間全世界で仕事をする営業マンの1人といえます。
そういう視点で現在のウェブサイトのコンテンツを見直してみるといかがでしょうか。
ただ会社概要や商品説明を棒読みするだけの営業マンになっていないでしょうか。

商品を購入したり、サービスを受けるお客様にどのようなメリットがあるのかイメージできるような説明、様々な疑問に対する回答、いざ購入や申し込みとなった際にはきちんと手順を案内し、それに至るまでの導線も明確になっているでしょうか。
アフターフォローはいかがでしょうか。
会社や営業マンのファンになってもらえるような魅力を伝えるコンテンツはあるでしょうか。

また、せっかくコンテンツが充実してもお客様との接触頻度が少なければ意味がありません。
営業日報の代わりにアクセスログを活用してはいかがでしょうか。

ウェブサイトと言えども合理性ばかりを求める過ぎて血が通っていないとお客様は離れてしまいます。
その点は注意してお客様に愛させる営業マンに育てましょう。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 11:47Comments(0)ブログ

2009年05月19日

メディアとした場合の体制構築

こんにちは、森田です。

コーポレートサイトや、商材の特別サイトにしても、運用体制をろくに準備せずに開始したサイトは、「作りっぱなし」になることが多く、戦略的にも戦術的にもほとんど寄与しないということは過去に何度か書いてきました。実際、世の中には掃いて捨てるではきかない数の放置サイトが多いです。自戒込めて・・・。

運用体制を考える際に、サイトが、「会社パンフレット」や「紙カタログ」の代わりの媒体と思っているとしっかりとした運用のイメージもわかないのでしょう。もちろん投資を抑えてそこで止めるのもひとつの考え方です。

ただ、ウェブサイトを戦略、戦術のひとつの柱として事業のゴールに向けたツールと考えるなら再考が必要です。規模にもよりますが、「メディア」と考える必要があるのではないでしょうか?ユーザーを飽きさせず、ゴールに向けた流れを加速させる。自社の持っているリソースと足りないリソースを見極めて、体制を考えなければなりません。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 11:45Comments(0)コンサル現場

2009年05月18日

不況は広報戦略も見直し時期?

こんにちは、牛尾です。

お客様先でよく話題にあがるのは、やはり景気の話。先行きの不安感は否めません。
これまで企業努力を続けてきたにも関わらず、これまで以上の経費や人件費削減を迫られているのが現状ではないでしょうか。

広告宣伝費も例外ではありません。
大手広告代理店も下期は減益の見通しを発表しています。
今回の景気悪化以前に、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌といった4媒体の広告宣伝費はここ数年下がり続けています。

今後、ウェブサイトやネット広告へのシフトがますます加速すると考えられます。
ウェブサイトは営業ツールとしての活用も考えると、人件費や営業経費と比べて割安感があります。
また、費用対効果が高く、結果が見えやすいネット広告へはこれまで惰性で効果の見えない媒体を利用し続けてきた企業からのシフトが増えるのではないでしょうか。

また、旅行や外食を控えたユーザの自宅でのネット接触頻度が増えるかもしれません。
ピンチとチャンスは表裏一体。不況だ不況だと嘆く前に今一度広報戦略を見直してみてはいかがでしょうか。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 12:00Comments(0)

2009年05月18日

通販の体制の新たな可能性を考える

こんにちは、森田です。

通販を検討されているお客様からの問い合わせが多いのですが、構築した後の運用の話になった際に、受発注や出荷まではいいとして、販促するためのプロモーションやキャンペーン、たまっていく顧客リストや会員リストを使ったマーケティングなどの話を始めると、「ちょっと無理そう・・・」と思われるお客様が多いです。

確かに、自前でやるのは人材、教育面からも厳しいのでアウトソースしたいと思われるのですが、キャンペーンごとに毎週毎週ランディングページを数万円で外注していては割に合いません。

僕達の場合は自前で通販もやってるので、通販サイト自体を共同経営にするなどの手段もご提案したりします。その場合は、販売者を僕達の会社にして、対応する場合もあります。イニシャルコストを下げ、ランニングのリスクも共有するわけです。「これは売れる商材じゃないかな?」と思った場合はこういったご提案も実施します。

場合によっては、今、集客している通販サイトに売り込むことに徹したほうが、新たなサイトを立ち上げるよりも有効なケースがあるかもしれません。

いずれにせよ、消費者の目が肥えてきていますので、体制に関して様々な可能性を探ってみるのもひとつですね。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 11:58Comments(0)

2009年05月15日

立ち上げやすくなったネットショップ

こんにちは、皆見です。

EC-CUBE、ZenCart、OSCommerceといったネットショップ構築用のオープンソースが出てきてからは、これまでは多くの費用と時間を費やさないと開設できなかったネットショップが、わりと低コスト・短納期で立ち上げられるようになってきたと思います。

通販サイトは立ち上げた後の運用フェーズにおいて、通常の企業サイト以上の投資と労力をつぎ込まないと成功しませんが、イニシャルコストを抑えられる分、ランニングに注力できるようになったのはよいことだと思います。

金ぴかの通販サイトを立ち上げたはいいが、回収前に力尽きた・・・という例もよくあるようですし。

アフターサービスが充実することで消費者にも喜んでいただけそうですね。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 09:42Comments(0)ウェブリニューアル

2009年05月15日

コンテンツは身近なところに

こんにちは、森田です。

「コンテンツの量も重要って言ったって森田さん、うちの会社に情報なんかあるもんな。」

というお話がよく出ます。まずはプラットフォームとしてMTなどのブログシステムをCMSとして導入してみるのですが、その先のニュースがないと嘆かれます。けど、これはほんと切り口の問題。

「資料請求を増やしたい!」
「モノを売りたい!」

と思えばアイデアは湧き出てくるはずです。出ないのはまだ本気じゃないのかもしれませんね。キャンペーンを何かやってみませんか?お手元の見込み客リストに対してアプローチする方法でネットの出番はないでしょうか?

過去の製品の資料など掘り起こして再利用できるものはありませんか?

あるいは、お客様や従業員の方々と社長が対談を行ってその様子を掲載し、その中で会社の姿勢や、熱い想いを語ってみるのはどうでしょうか?

伝えなければ反応はありません。嘆く前にできることからはじめてみましょう!
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 09:41Comments(0)コンサル現場

2009年05月14日

見込み客からメール経由で何を得たいか

こんにちは、皆見です。

メールマーケティングの続きですが、メールもむやみやたらにただ出せばいいというものではなく、見込み客にメールを出した。届いた。読んだ。さてそこから、、見込み客にどういったアクションを起こさせて、どういう効果を得たいかということをあらかじめ設定しておく必要があります。

通販サイトであれば、直接購入させる、会員登録させる。
通販サイトを持たない小売店であれば実店舗への誘導。
一般企業サイトであれば製品、サービスについて資料請求させる、とにかく問い合わせをさせる。

などでしょうか。

まずはメールを出してどういった動きが期待されるかを明確にしなければなりません。
ほとんどの場合が、

メール送信

メールを読む

文中のホームページアドレスをクリック

ホームページにアクセス

商品購入、資料請求などのアクション

このような流れになるはずですから、ユーザにアクションを起こさせるための最短で太い導線を設計してからのメール配信となります。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 13:44Comments(0)ホームページ運用

2009年05月14日

ウェブこそPDCAサイクル

こんにちは、牛尾です。

先日、ある設備会社の社長のお話を聞く機会があり、品質管理についてPDCAとはよく言われるけれど、PもしくはPDまでしかやらない企業が多いという事をおっしゃっていました。

PDCA とはご存知のとおり、Plan(計画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(改善)の事で品質管理だけではなく、生産管理、マーケティング等様々な場面で活用されているプロセスです。PDCAサイクルとはそれらを繰り返す事で改善を図るという事です。

ウェブマーケティングについても同様、それどころか、ウェブの持つ特性を考えると、PDCAサイクルを回しやすい部類に入るのではないでしょうか。
なのに、社長のお話のようにPD、例えば「自社のウェブサイトを構築する」までで終わっているのが実態ではないでしょうか。

原因として、初回のデザインやコンテンツ開発に100%どころか120%を求め注力し過ぎて、CAに至るまでのリソースや予算を使い果たしてしまう事が挙げられます。

何度もこのブログには登場してきましたが、自社にとって不都合のない必要最低限のレベルでも公開し、ユーザその他スネークホルダーの反応を見るというCheck(検証)の土俵に上がる事を優先すると成功確率が上がります。
スピードも上がりますので自然とPDCAの回転速度もアップするでしょう。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 13:43Comments(0)ブログ

2009年05月13日

不況期こそ攻めの姿勢で

こんにちは、森田です。

「不況がきたーーーっ!」と言いまくるやつが一番の戦犯だと言われております。景気は気分のものでもあるので、まったくその通りなのですが、ただ、今僕らが入り口にたっている景気低迷は、バブル崩壊や、その後の金融危機を経験してきたものとしてもなにやら底深く、恐ろしく感じてしまいます。世界中で元気なセクターがなくなっているのも原因でしょうか。

現在のところ、ウェブを取り巻く業界にまで影響が及んでいるのかというと、これからってところでしょうか。既に来年度の予算を削減すると表明されている会社様もありますし、より投資対効果を高めるため、データ解析を主とした包括的な契約に変更したいというご依頼もいただいております。

僕の感じるところ、「他もやってるからとりあえずホームページ持っておこうか。他もリニューアルしたからそろそろリニューアルしようか」という消極的なウェブへの姿勢の会社様は、しばらく予算凍結という感じです。そうではなく、営業戦略、商品戦略の中枢としてウェブの位置づけを考えられている会社様は、今こそウェブを強化して、社内の仕組みも見直し攻めに打って出るようです。二極化が進んでいます。

攻めをされる場合、イニシャルコストは何がしか準備されていることが多いのですが、ウェブで結果を出すには、ランニングコストも重要です。兵糧が切れてはいかに巧妙な戦術を描いていても続きません。そのあたりの作戦会議にはぜひ私どもをお呼びください。名軍師とまではいきませんが、ご一緒に悩み、がんばり、笑顔することができると考えています。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 12:41Comments(0)コンサル現場

2009年05月13日

ホームページを開いているだけではダメ

こんにちは、皆見です。

ホームページを開設し、検索エンジン最適化も万全、主となる製品のランディングページをつくり、リスティング広告を出稿した。ブログもほぼ毎日更新しているし、プレスリリースもまめに発行している。

なのに効果が今ひとつ上がらない。というご相談を最近良く受けます。一見、きちんとホームページを整備し、情報発信もまめに行っているようですが、これだけではまだまだ弱いように思います。

まだホームページが受身の状態なんですね。通販はもちろん、一般の企業サイトにおいてもやはり攻めのメディアを活用しなければ同業他社のサイトが乱立する中、なかなか見込み客に見つけてもらうことは困難です。

では、ネットにおける攻めのメディアはというと、Eメールとなります。

スパムメールなどがかなり増えてきてますので「送られて来てもすぐ捨てるよ。」という方もいらっしゃいますが。まだまだマーケティングツールとしては有効だと思われます。
現に私どもでもホームページへの集客方法としてメールマーケティングは欠かすことのできない手法となっています。

メールマーケティング=メルマガ=定期的に発行するのは面倒

という方が多いのですが、そんなことはありません。ユーザの期待するタイミングにピンポイントで配信できるのがメールの利点ですから、定期的に発行するだけがメールマーケティングではありません。

具体的な事例はまた次回。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 12:40Comments(0)ホームページ運用

2009年05月12日

モバイルマーケティングの特徴

こんにちは、牛尾です。

携帯電話の小型化、画面の鮮度、取り扱いデータ容量、OSの実装など高機能化が特にナンバーポータビリティ実施以後、加速しているように思います。

ユーザの行為として「検索する」点がPCユーザと異なる気がしますが、それ以外の面では、違いがどんどん無くなってきているのではないでしょうか。

携帯電話独自の利点に着目してみましょう。

インターネットを使ったマーケティングは検索ワードや、閲覧ページからユーザの特性を把握し、ダイレクトにターゲットに訴求できるのが特徴ですが、携帯電話に至っては、位置情報、時間まで絞り込む事ができます。
可搬性を生かして、クロスメディア戦略、つまり他の媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビなど)との連携する事も可能です。

上記のような理由からモバイル端末に向けたプロモーションは複数の軸から高い精度で対象を絞り込む事ができる為、コンバージョン率が非常に高いと言われています。
ただ、各通信キャリアの特性、増え続ける端末、進化のスピード諸々の理由でノウハウの蓄積が難しいのも事実です。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 10:05Comments(0)ウェブプロモーション

2009年05月12日

ゆるやかな組織のネット活用

こんにちは、森田です。

プライベートでいくつかのNPOとかボランティア関係の任意団体に入っています。構成メンバーの関係で、よく「IT周辺」とか「ネット広報関係」を任されることが多いのですが、仕事っぽくなると嫌なので逃げることも多々・・・。

それでも、10年以上前から、「拘束力の弱いゆるやかな組織ほど、ネットとアジトは必要だ」と言い続けてきましたんで、仕方なく「ネット広報担当」を引き受けることになります。

NPOなどでのネットの使い方の具体的な例は、

・会員間の連絡手段としてのメーリングリスト
・会員獲得手段としてのウェブ
・見込み会員に向けたメールニュース
・活動記録の場所としてのブログ
・議論の場所として、親睦の場所としてのSNS

など、多岐に渡ります。ウェブ自体は、「即時性を伴った情報発信のしやすさ」を第一に考えて、何がしかのCMSを主体に作ることが多いですね。慣れの関係でMTやWordpressなどのブログエンジンを利用します。

ただ、すべてネットで完結するスタイルで進めていると、受益対象者でも零れ落ちる人が出てきます。自治体との連携や既存メディアもうまく活用して接点を持ち、適宜ネットへのリテラシーを高めるお手伝いをするなどして拾い上げる取り組みも大事ですね。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 10:04Comments(0)コンサル現場

2009年05月11日

キーワードの組み合わせ

こんにちは、皆見です。

折込チラシやDMなど紙媒体に「●●で検索」というコピーを入れて、ホームページに誘導するという手法はここ数年で当たり前のことになりましたが、その●●で上位に表示されなくなったからどうにかして欲しいというご相談も増えてきました。

よっぽどのニッチなものでない限り、一個のキーワード単体での検索結果一位表示のキープはなかなかできないものですから、本気で考えられるのであればリスティング広告をおすすめします。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 09:41Comments(0)ウェブリニューアル

2009年05月11日

モバイルサイトにおけるユーザとの接点

こんにちは、牛尾です。

ウェブサイト構築の依頼の際、併せてモバイルサイトの依頼も受ける機会が増えています。
モバイルビジネスの市場規模や1人1台と言われる携帯電話の契約者数を考えると当然でしょう。

しかし、ユーザとの接点を無視して、通常のPC用ウェブサイトの簡易版を作った程度に留まっているパターンがまだまだ多いようです。そのモバイルサイト本当に必要でしょうか?と疑問に思う事があります。

例えば、BtoBの企業のモバイル版コーポレートサイト。
取引先や見込み客が忙しい平日にわざわざモバイルサイトにアクセスして会社の情報を閲覧するでしょうか?

PC版とモバイル版の並存が必要な場合は、ユーザがサービスを受ける際、会社や自宅の場合と外出先や移動中といったようにシーンが異なっても同じサービスを受けたい場合、ユーザ側に使い分けてもらう事で利便性を向上させる事が目的ではないでしょうか。

同等のサービスとまではいかなくてもPC版で提供しているサービスを一部モバイルで補完したり、逆にQRコードや空メールで、まずはモバイル端末でコミュニケーションを図り、後からPC版で詳細な情報を伝えるといった手法も店頭のキャンペーンなどではよく見られます。

ターゲットとしているユーザとの接点がどこにあるかをしっかり考える事がポイントですね。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 09:40Comments(0)ブログ

2009年05月08日

ログ解析で検索キーワードを分析する

こんにちは、皆見です。

さて、アクセスログ解析の重要性は何度もこのブログで言ってきましたが、具体的にどう活用するのかという話です。

ログ解析の中でも重要度の高い、検索キーワード分析では見込み客やリピーターがどんな検索キーワードを使ってこのサイトにやってきたのかということを分析することができます。


1.そのうち目的とするページ
(商品注文完了、資料請求完了など)にたどり着いたユーザはどんなキーワードを使ってきたのか)
2.キーワード別の直帰率
(サイトに来たけが1ページだけ見てすぐに離脱する率)


1.からは購入率の高いキーワードが把握できます。これらをキーワードのサイト内での露出を高めることで単純に購入率がアップします。SEO(検索エンジン最適化)や検索エンジン広告への出稿の参考になります。

2.は自分のサイトがユーザが期待する内容になっているかを把握することができます。
工具の「ドライバー」が欲しくて検索したけれど、ゴルフ用品サイトにたどり着いてしまった場合、おそらく次のページはめくらずにすぐに検索サイトに戻ってしまうでしょう。これが直帰です。

逆に工具のドライバーが欲しくてちゃんと工具のサイトにたどり着いたけれど、ドライバーに関する情報がどこにあるか分かりづらい、つまり期待するサイトになっていなければやはり直帰率は増加するでしょう。

ユーザーのニーズに応えることができているかをはかる指針になります。

便利ですね。是非導入を。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 10:14Comments(0)ホームページ運用

2009年05月08日

アクセス解析はユーザ視点で

こんにちは、牛尾です。

以前、ある地方自治体のウェブ担当者からアクセス解析のデータを元にサイトの改善を行いたいという相談がありました。
サーバのログから業者がレポートを作成、上長への報告後、資料としてすべて保管していました。
ただ、レポートの内容は月別のページビューや訪問者数など、数の増減程度の内容で、それだけで問題点を見出すのは非常に困難な状態でした。

もう一点、何をもってサイトが改善されたかという明確なゴールがなかったのです。
民間企業のサイトであれば、購入や資料請求など目的がわかりやすいのですが、地方自治体のようなサイトはそこが曖昧になってしまいます。

「住民及び利用者の満足度」というのがひとつの指標になるのではないでしょうか。
自治体のサイトをなんとなくながめるユーザは少なく、訪問者の動機は人それぞれではありますが、個々は明確なのです。

訪問時の検索ワードやページ遷移から、何を欲していたのか分析し、結果満足して帰ったかどうかは、そのユーザの立場になれば見えてくるはずです。誘導率や直帰率など出来る限り目標を数値化し、PDCAを繰り返す、ゴールが明確に一点に絞りにくいのは確かですが、利用者の満足度という意味では民間企業のサイト改善のプロセスと変わりないと思います。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 10:13Comments(0)コンサル現場

2009年05月07日

運用していく中で見えてくるウェブサイトの可能性

こんにちは、森田です。

ウェブのビジネスにおいては作って終わりではなく、そこからがスタートで、 新規、あるいはリニューアルオープンしたサイトはあくまで「仮説」に基づく ものでしかありません。仮説が本当にどこまであってるかどうか検証しながら 改善を積み重ねる必要があります。

しかし、予算の持ち方として、リニューアル費などイニシャルコストは見てい ても、ランニングコストは軽視しているケースがほとんどです。内製かアウ ト ソーシングかは別として、何がしかのメンテナンス費用やリスティング広告な どの費用も最初に見当をつけておく必要があります。ウェブ制作会社などとよ く 話し合って、ゴールまでにはどんなことが必要なのか洗い出しておいて、優 先判断必要です。

僕たちのお客様でも、ランニングコストの予算を確保してもらっていて、共に 改善を進めているうちに、ネットの中におけるお客様の会社のポジションが 見 えてきて、ウェブサイトをより戦略の中枢に置いて考えられるようになったと いう話をよくお聞きします。当初はパンフの代わりぐらいに考えてはじめたの が、今では営業の見込み客集めのメインインフラになったり。

運用していく中で見えてくるウェブサイトの可能性に注目してみましょう。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 09:44Comments(0)コンサル現場

2009年05月07日

金ぴかのCMSか運用でカバーか

こんにちは、皆見です。

最近ではブログの技術を応用して、簡易にホームページを更新できる仕組みを低コストで構築することができるようになりました。
一般的にCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれるこの仕組みですが、全ページの更新を可能にするというよりは、最新情報やイベント情報などホームページ内で頻繁に更新が発生するコンテンツに導入されることが多いです。
本来は、タイムリーな更新が必要だが社内で対応できる人間がいない、かといってアウトソーシングするには予算もなくタイムラグが生じるのではないか、、、という問題を解決するためのツールですので、その機能はシンプルであればあるほど、使いやすいものになるはずです。ところが仕様固めを進めるうちに、

「このページを更新すると、自動的にこれらのページにも反映されて・・・」
「さらに、カテゴリが増えた場合この画像が自動的にここに反映されて・・・」

というように、なんでもかんでもできてしまう金ぴかな仕様になってしまうことが多いです。

冷静に話し合ってみるとそれらの機能を使うシーンがあまりなかったり、運用の仕方でカバーできたりと無用なコスト、時間を使わずに済むことが多いです。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 09:44Comments(0)ウェブリニューアル

2009年05月01日

ウェブ時代のコンテンツ

こんにちは、牛尾です。

インターネットの普及で、情報の質を比較する事により、本のすばらしさが見直されているように思います。
実際、自分もおそらくインターネットに関してはヘビーユーザの部類だとは思いますが、本や新聞からの情報収集は欠かせません。

基本的に無料のインターネットによる情報発信とは違い、出版にはコストがかかりますので、コンテンツはそれなりの質を求められます。
また、著者だけの視点ではなく「編集」作業によりロジカルに整理されている為、理解や吸収しやすいのも特徴です。
一覧性や持ち運び易さ、そして正確でまとまった情報を得るには、やはり本がいいと思います。

玉石混淆といわれるウェブコンテンツのすばらしさは、何より検索性とその先にある情報量の多さです。
特に昨今ではCGMと呼ばれる価値判断を企業から個に委ねる形態のメディアも登場しています。
例えBtoB企業であっても、戦略を立てる際は、ここまで生活に入り込んだウェブ時代のコンテンツを意識せざるを得ないのが現状ではないでしょうか。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 09:35Comments(0)

2009年05月01日

モバイルサイトにおけるユーザとの接点

こんにちは、牛尾です。

ウェブサイト構築の依頼の際、併せてモバイルサイトの依頼も受ける機会が増えています。
モバイルビジネスの市場規模や1人1台と言われる携帯電話の契約者数を考えると当然でしょう。

しかし、ユーザとの接点を無視して、通常のPC用ウェブサイトの簡易版を作った程度に留まっているパターンがまだまだ多いようです。そのモバイルサイト本当に必要でしょうか?と疑問に思う事があります。

例えば、BtoBの企業のモバイル版コーポレートサイト。
取引先や見込み客が忙しい平日にわざわざモバイルサイトにアクセスして会社の情報を閲覧するでしょうか?

PC版とモバイル版の並存が必要な場合は、ユーザがサービスを受ける際、会社や自宅の場合と外出先や移動中といったようにシーンが異なっても同じサービスを受けたい場合、ユーザ側に使い分けてもらう事で利便性を向上させる事が目的ではないでしょうか。

同等のサービスとまではいかなくてもPC版で提供しているサービスを一部モバイルで補完したり、逆にQRコードや空メールで、まずはモバイル端末でコミュニケーションを図り、後からPC版で詳細な情報を伝えるといった手法も店頭のキャンペーンなどではよく見られます。

ターゲットとしているユーザとの接点がどこにあるかをしっかり考える事がポイントですね。
  


Posted by Gofield.com, Inc. at 09:33Comments(0)ブログ