2009年02月20日

ホームページ制作仕様書

こんにちは、皆見です。

制作仕様書とは文字通りホームページ制作にあたっての細かいガイドラインなどを記した仕様書のことです。通常の制作会社ではディレクター、デザイナー、コーダーと複数スタッフで作業を進めるので担当間で認識違いを生じさせないためのルールになります。また、発注者側はリニューアル範囲や方針を正確に把握しておくことで制作中の確認、承認作業をスムーズに行うことができます。

制作会社に依頼すればたたき台を提出してくれますので、それを元に詳細を詰めるようにしましょう。逆に仕様書を作らずに作業を進めるような制作会社は要注意です。納品段階で言った言わないのトラブルが発生しやすくなります。
仕様書のフォーマットは制作会社によって様々ですが、一般的には下記のような構成になります。


(1)CI(コーポレートアイデンティティ)規定
デザインの際に準拠する会社のロゴマークやフォント、カラーリングなどCIガイドラインです。

(2)デザインガイドライン
カラーリングやデザインバリエーション、レイアウトなどを規定したもの。

(3)コーディングガイドライン
ホームページはHTMLやCSSといわれる言語で記述(コーディング)されます。
複数スタッフ間で記述にズレが生じないように規定します。

(4)ディレクトリ構成図(サイトマップ) ※
ホームページを構成するトプページ以下全ページの構成図です。
ページのタイトル、ファイル名なども規定します。

(5)ワイヤーフレーム ※
各ページ内に掲載する情報の配置(レイアウト)を規定するものです。


その他にもシステム仕様書やテスト仕様書、納品に関する規定などもありますが、作業の後戻りや中断をなるべく回避するためにも精度の高い仕様書を最初に作成しておくことが望まれます。とはいえ、仕様書策定に時間をかけすぎて、肝心の制作期間がほとんど無くなってしまった・・・とうことにならないように注意が必要です。



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